SEMラボラトリーの社長ブログ

大阪でSEO対策(検索エンジン最適化)をしています。Movable typeからWordpressに変えた新ブログです。SEOと柔道が三度の飯より好きです。マイペースに更新しています。

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ぼくが IT 業界に足を踏み入れた理由とその原点(完結編)

   

人の流れ

当ブログへのアクセスをありがとうございます。

今回は、完結編として記事を書きます。
「WEBサイト制作会社編」として書こうかと思ったんですがこの後に起業ということになりますので、そうなると趣旨としてはちょっと違うよね的な感じになりますので、それはまた別の機会に書こうと思います。

アフィリエイトと再度の転職

大阪に戻ってからも技術やサイト運営のことを色々やりくりするわけですが、アフィリエイトを本業とするには面白味を感じることが出来ませんでした。
何せ、今までは営業として色々な話を聞きながら自分で消化してサイトに活かしてたんですが、サイトをつくって運営するだけになった途端、周囲の方々とは断絶された感じになり、デジタルデバイド状態(情報が全く入ってこない)になり、何かと不便を感じるようになりました。

厳密に言えば情報は入ってくるモノの、周囲にアフィリエイト・・・というか IT に精通してる人がいないために、何をするにしても不要に時間がかかったりお金がかかったりしたという感じでした。
ということで、少々の稼ぎはあったモノの、それらを切り捨て一旦は転職することにしました。
その転職先がサイト制作会社でした。

この時に色んなことを意識した気がします。
アフィリエイターとして生活することや個人事業として生活をしていくことについて、初めて考えた時だったと思います。

あまり深く考えずに転職

前が広告代理店だっただけに、広告代理店系に転職することは考えてませんでした。
ハローワークに行って転職先を探した・・・というか雇用保険をもらいにいったはずだったんですけどね、面接を受けなければいけないようで、 3 社面接を受けたら 3 社ともポジティブな返事を頂き、全部スルーは心苦しかったので、 1 社に決めて転職しました。

深く考えたような考えてないような・・・その時は、「営業でも技術でも何でも出来るだろう」くらいの感覚での転職だった気がします。
それくらい中途半端な転職だったと言うか・・・そんな感じでした。

大阪で転職をして感じた文化の違い

ぶっちゃけ、これはぼくが転職した先、営業させて頂いた企業様だけのことなのかもしれません。
大阪の中小企業全部がこういう会社ばかりというわけではないと思いますが、少なくとも結構衝撃だったということで、感じた文化の違いを書き出してみようと思います。

やたら距離が近い

なんか、やたら距離が近いと感じました。笑
「それアカンでー。」
「おっ、やるやん!」
そんな感じで色んな意味で距離が近いと感じました。
ズケズケと来られた時には、「ちょちょっちょっと待って、お兄さん!」と某芸人のような感じで制止しそうになりました。
取引先の方々との距離感に最初は戸惑いました。

提案の話よりもお金の話が先

代理店で営業してた時は提案プロセスに対して費用の説明という感じだったんですが、大阪では凡その見積もり的な話をしてから制作プロセスの話が来ていました。
最初、お金の話からしたモノですから、曖昧なことが多くてびっくりしました。
今となっては当時と違いモノが揃ってきたのである程度の説明は出来ますが、当時はライブラリがあるわけではなくプラットフォームやオープンソースもまだまだだったので、一つ一つの仕組みが相当に古いモノでない限り、なかなか説明のつく状態ではありませんでした。
おまけにまだ取引がない場合など、どこまで情報を開示していいのかも分からず・・・最初の数ヶ月は色々考えた気がします。

一度信用して頂けると、何でも話が聞けた

行くところ行くところ、営業させて頂くご相手の方に年配の方が多かった気がします。
これは大阪だからと言うより企業様の体質の問題だったのかもしれません。
最初は信用されないモノの、一度でも信用して頂けると、何でも話をしてくるモノですので何でも話が聞けました。
時として、”もうそれ仕事とか関係ないすよ”的な話も多かった気がします。
これについては良し悪しを言うつもりはなく、それくらいにダイレクトに色々勉強をさせて頂いた気がしました。

一回の打ち合わせの時間が長い・・・

何でも話が聞けた・・・ということに連動するんですが、何でも話をしてくるので、一回の打ち合わせの時間がやたら長いことが多かった気がします(笑)
何せ程よく止めるということをしないせいか、延々、話を聞き続けなければいけない状況というか・・・。
勿論、次の予定があるのでずっとそのままというわけにはいかなかったんですが、それくらいに話が長かった気がします。
いや、これは物凄くポジティブな話なんですけどね、それまではそんな営業をすることが少なかったので、えらく戸惑いました。

制作事情などなどを知った営業

そんな感じで色々なところに営業で回らせて頂きました。

と同時に、いつの間にか資料は作らず、静的なサイトをつくってそれを資料代わりに提案するようになってきました。
先述の通りですが、大阪は提案より先にお金の話が来て、そのお金の中の説明が資料ではなかなか難しい感じがしました。
なので、静的ページを作っていき、ある程度まで見て納得してもらえるようにした・・・というより、それ以外にゆっくり話をする方法がなかったような気がしました。
その頃に最も多かったケースとして、

「業界大手の○○○と同じような動作を・・・。」

という話だった気がします。
やはり予算をかけて制作されているサイトには相応の仕組みが整ってますが、最初からそれらを作るのは現実的に難しいことが多かった気がします。
ec サイトにしても、今でこそ ec-cube が問題なく使えるようですが、当時は ec-cube でもバグだらけという感じで、 wordpress にしても翻訳が全然でテーマも少なかったです・・・というか、使えるテーマほぼありませんでした。
使えるプラグインも少なかったですし、インストール段階で意味不明なバグも出てましたし、、、何をどう説明していいか分からないことが多かった気がします。
なので、動的なサイトの仕組みにしても古くからあるような仕組みならいいんですが、 javascript で動作するような場合の仕様決めというのは、やたら時間がかかった気がします。

という感じでしたので、静的なページを見ながら、それらの動作を見てもらい、難しい場合でも説明が出来るような状況作りをしました。

ここでの営業経験で一番大きかったのは、最初の文化の違い(?)を自分自身の中で吸収できたこと、そしてサイトの制作事情を知ることが出来たというところだったと思います。
資料を作らず静的ページをつくってもっていくあたり、かなりスタンド(個人)プレーで良くないことだと思いましたが、”企業として役割分担をしながら制作する”ということを知らなかったので、致し方なしかなと・・・。
ただ、これがきっかけでプログラマーさんともデザイナーさんともよく話が出来た気がします。
そして、新しい環境に適応する努力は出来たと思っています。

SEOを絡めた提案と次のステップ・・・

そんな感じで色々な提案をするようになってきました。
この頃になると、SEOを絡めた提案をしだすわけですが、まだSEOに対する認知がほぼないに等しかったです。
また、リスティングの消化数もだいぶと伸びてきた頃ですが、地方の中小企業はリスティングなんてまだまだでした。
ツールも今ほど充実していません。
今から 8 年半くらい前のことだったと思います。

そんな中、自社サイトの検索順位を「WEB制作 大阪」で 1 位にしました。
社長が無関心だったので少々寂しく悲しかったですが、「まぁ仕方ない」と開き直ってあれこれ営業するときの”ネタ”にしながら着実に数字を伸ばしました。

ということで、それらが相まって自分の中で”起業しよう”なりました。
アフィリエイターとしては考えたことがありましたが、自分が必要だと感じるサービスを随時提案するためには本格的にやるしかない、、、ということで、独立を意識します。
この時、 2008 年 4 月頃だったと思います。
そして、その半年後(くらいだったと思います)に辞めることになります。

2007 年 3 月か 4 月頃に入社することになってから 1 年と 半年くらいというところですかね。
矢つぎ早に変わるトレンドについてくことに必死だった気がします。
ここでも思いっきり独学だったわけですが、まぁ色々楽しめたので良かったのかなと思っています。

完結

ここからの話は起業話になるので、「ぼくが IT 業界に足を踏み入れた理由とその原点」シリーズはここで一旦終わる感じです。

WEB制作会社での出来事は、実はあまり覚えてなかったりします。
なので、話が軽く感じられたかもしれません。

目標という目標がなく、給料もその分少なく、競争相手という人もおらず、残業についてもほぼありませんでした。
勿論、残業は能動的にやってたので”残業ゼロ”ではなかったモノの、会社としては残業がありませんでした。
怒られた時期はあったモノの物凄く短い期間でしたし、まぁとにかく贅沢さえ言わなければ、楽しく仕事出来る環境でした。
なので、強烈な体験という体験はなかった気がします。
代理店はそれとは真逆な雰囲気でしたので、色々と憶えてることが多いといいますか・・・。
今は、それぞれの良いところを取り入れながら会社をやろうと、奮闘している感じです。

書き終える今頃になって改めて思ったんですが、要所要所で独り相撲をしながら前に進んできた(?)と言っても過言ではない感じですね・・・めちゃくちゃな感じでここまできた気がします。
急ぎすぎと言いますか、落ち着きがないと言いますか、、、少なくとものんびりしたとは思ってませんが、どのようにでも捉えることが出来そうな感じがします。

営業を始めて 4 年、技術を憶えてから 3 年とちょっと、 IT 業界に足を踏み入れた理由は特になく、そこから鍛えあげられた原点があり起業に繋がる・・・なんか展開早すぎですが、辛いことが多いながらも嬉しいことも感じながら仕事が出来ているので、これで良かったのかなと思っています。

今もまだ矢つぎ早にトレンドが移り変わる業界です。
長く続けることが出来るかどうかは分かりませんが、少なくともやっている間は何でも取り組んでいきたいと思っています。
そして、もっともっと考えて展開しなきゃいけないので、今の時点のことをいつか笑って過去形で話が出来るように、日々精進したいと思います。

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