サッカーW杯、日本代表決勝トーナメント進出について思ったこと

先日、サッカーワールドカップ日本代表が決勝トーナメントに上がりました。
ベスト16以上を確保したという時点でそれなりの結果が出ているということで、まずはおめでとうございます。

予選リーグの日本代表のあり方について賛否両論、色々あるようです。
かくいう私もfacebookとtwitterに思ったままのことを書きました。

このことについて、”西野采配は最高だ!”というポジティブな賛辞と、”あれはないだろう!”という批判の声が出てきました。

個人的に、結果が出たことについては認めはしますが、”あれはないだろう”感は拭えません。
なんででしょうね。
とあるブログでは、「この西野監督采配を理解できない限りあなたに未来はない。」と言われていますが、その程度の未来ならば最初から未来はなかったということだろうと思えるからかな、、、兎角、まぁ後味の悪さはずっと残っているというのが私個人の正直なところです。

とはいえ、結果が出ているのに、何で後味が悪いのかな?と自分なりに冷静に考えてみたんですが、およそ、以下のことを考えました。

○受けてきた教育が影響している。
私はずっと柔道を続けてきたせいか、最初にポイントを取って逃げきることを正しいこととは教えられませんでした。
最後まで攻めて一本をとりにいくことを教えられたように思います。
サッカー日本代表がもし、ポーランド戦、最後の10分を攻めに行って決勝トーナメントを逃しても、それはその程度の実力だったということとして受け入れるので、後味の悪さは残りません。

ということかな?と感じています。
結果は結果として凄いと思う反面、こういう感覚が私の中にあり、後味が悪いということはもう変えることはできないと思います。
なので、私はもう日本戦をタイムリーに見ることはないと思います。
夜はさっさと寝ようと思います。

後、こういう後味が悪いということにおいて反論されても・・・という反発が自分の中で起きています。
その反発が起きる理由を考えて見ました。

○「日本社会に蔓延する非合理主義。」ということがホントにマズいことなのか検証できていない。
もし、今の日本社会が非合理主義ということならば、仕事で成果を出さない人はクビにできる制度を整えてほしく思います。
別に、私が弊社でスタッフを解雇したいというわけではありませんが、非合理な部分はカットした方がいい会社って多いのではないでしょうか?
政治の世界も、地域のコミュニティにおいても、老害と言われるような人も多そうですし・・・。
という、私には見えてないところが多いなかで、ホントに考え方として一貫性のあることかどうかが検証できてないことを、堂々と正論のように語られても理解はできませんし、賛同もなかなかできません。
あと、日本標準、世界標準がどこにあるかも分からないご都合主義を持ち出されてもね・・・という感じです。

○世界からの批判を”私たちに知ったこっちゃない”という人もいる。
”アメリカでは・・・”、”ヨーロッパでは・・・”と言う人が常に一定割合いる世の中で、”世界から批判されても、そんなことは知ったこっちゃない”という人もいる。
ということで、もはや、それぞれのご都合主義的な感じがします。

○欧米や南米の選手の強さと日本選手の強さに違いがありすぎる。
1対1での勝負において差がありすぎる感じがしています。
これらを埋めるためのトレーニングができているとは思えません。
身体つきから一目瞭然と言いますか・・・。
世界を相手に闘うための努力ってもっとできますよね・・・と思ってしまいます。

○かつて、同様の試合があって、その時の評価をどう思っていますか?と聞いてみたいです。
ラグビー日本代表が南アフリカに勝ったラグビーワールドカップ、この試合を日本国内と世界がどう評価したか。
リオ五輪、柔道競技100kg超級の決勝、この試合を日本国内と世界がどう評価したか。
シドニー五輪、世紀の誤審と言われた試合を、日本国内と世界はどう評価したか。
北京五輪、100kg超級、決勝戦の石井選手の試合を、日本国内と世界はどう評価したか。
まぁ何でもいいんです。
誰が良いとか悪いとかそういう話ではないと思うので、試合が続く以上、頑張るだけだと思います。
しかし、何も知らないような人が、これまでの過去を否定するようなことを堂々と言われても、やはり私の中には入ってきません。

という諸々があるので、”感動はいらない!”と言われても、”だから日本の社会はダメなんだ!”と言われても、全くもって私の中には入ってこなくて、それどころか反発が生まれているんだと感じました。

まぁそれぞれの立場で、色んな考え方があると思うので、色んな意見が生まれるんだと思います。
ということで、今回のワールドカップ日本代表は試合が続く以上、頑張ってほしいと思いますが、後味の悪さが残っていることについてはご容赦いただきたいと思いました。

最後に嫌味っぽくなってしまいますが・・・。

オリンピックで金メダルゼロ(入賞ゼロとは違いますよ!)を悲観される競技もあれば、ワールドカップでベスト16に上がれるなら何でも許される的な・・・正直なところ、こういう差がフェアに感じることができてなくて、今回のような試合を受け入れがたい一番の理由なのかもしれません・・・。汗