テロ行為から何を学習するか

お疲れ様です。

先日、和歌山で岸田総理が演説する時に、テロ行為が起きたようですね。
安倍元総理の演説の時にもテロが起きましたね。

私、こう見えて、新卒で警備会社に入社して、そういう異常事態の対応を学んだつもりではありますが、もう20年近く前のことなので、はっきりとは覚えてはないんですが、何となく思うことがありました。

後からあれこれ言うだけなら誰でも出来ることなので、物凄く野暮なことだとは思うんですが、こういうテロが定期的に起こるなら、誰もが憶えておいて損はないと思うので、思うことを色々と書いておきたいと思います。

  1. テロ行為を行った人に対して、抱え込みにいくのはあまりよろしくなくて、出来れば膝(骨の出ているところ)を硬いもので強打する。
    その際、武器を振りかぶってはいけない。
  2. テロ行為をする人は何を持っているか分からない。
    大きなナイフなどを持っている可能性がとても高い。
    また、飛び道具にしてもいくつ持っているか分からない。
    中には自爆テロの可能性も否めないので、完全に動きを止めることが出来る手段を選ぶ。
    抱え込みにいくとナイフで殺される可能性が高い。
  3. SPが爆弾?を蹴った件、これは仕方ない。
    あの一瞬では、選択と判断の余地はない。
    強いて言うことがあるとすれば、爆弾を蹴る必要はなくて、一人が鉄板を爆弾に向けて、その間に他の人が総理を抱え込んで逃げなければいけなかった。
    SPが爆弾に巻き込まれるのは仕方ない。
  4. 群衆が巻き込まれても仕方ない。
    そういう状況。

まぁ大事なのは、1項目ですかね。
二次被害を減らすことが重要かなと思います。

さて、ここで改めて考えたいことなんですが、今後、このようなテロを減らすためにすべきこと、どういうことがありますかね?
何を学んで改善すべきところなのでしょうか。

  • 総理が演説をする場合、政治家と群衆の間に一定距離をおいて、演説を聞くことが出来るようにする。
    そうすれば、一瞬でやられることはない?
  • 演説は完全に手荷物検査をするような会場を設ける。
    荷物チェックをした後であれば安全に演説が出来る?
  • 政治家を守るためには暴力を認める。
    また、それによって犯人が死に至っても、致し方ないものとして考えることが出来る社会にする。
    そうすると、テロ行為をする人が減る?
  • SPが持つ鉄板や防具類をもっと充実させる。
    そうすれば、安全度が高まる?
  • 政治家は国民が納得するくらいに、命をかけて仕事をする。
    国会の時に寝たり、訳のわからない芸能人が政治家になったり、何かあれば増税して訳の分からない施策をせずに、政治や施策の透明性を高め、政治の質を高める。
    若者でも選挙に行く意味を持たせるための手段や方法や知恵は既に社会に出ているので、いち早く、時代にあわせた政治の流れを取り入れる。

という諸々があると思うんですが、皆様はどういう選択を取るといいと思いますかね。

ここまでテロが起きるほどに政治が信用されておらず、成果が出ているようにも見えない。
もはや、政治家は憎しみの対象になって仕方ない昨今だと見受けています。

そして、一市民の努力ではもうどうしようもない社会の流れにあって、その渦中にいる人たちのぶつけようのない憎悪が政治家に向き始めたという事実は受け止めなければいけないと感じるんですけどね。

あっ、、、そういう意味では命をかけて演説をしてるわけですので命をかけて仕事をされているとは思いますが、命のかけ方を間違えてる気がせんでもないですかね。
そういうところで”間違える”ような人に政治を任せてもいけるのでしょうか・・・色々と不安が募りますね。

それを踏まえ、政治家はこれらのテロ行為から何を学んだか、改めて考えていただきたいかなと、そんなことを思いました。